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平成19年6月14日
金融庁

山本金融担当大臣と欧州委員会マクリーヴィ委員の会談について

平成19年6月13日に、金融庁において、山本有二金融担当大臣は、欧州委員会チャーリー・マクリーヴィ委員(域内市場・サービス担当)と会談しました。

会談終了後に発表したプレスリリースは以下のとおりです。

お問い合わせ先

金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)
総務企画局企業開示課
(内線3674、3663)


平成19年6月13日
金融庁

山本金融担当大臣と欧州委員会マクリーヴィ委員が
会計・監査等金融サービスの分野について会談

  • 1.  山本有二金融担当大臣は、2007年6月13日に、金融庁において、欧州委員会チャーリー・マクリーヴィ委員(域内市場・サービス担当)と会談した。会談には、金融庁五味廣文長官とヨルゲン・ホルムキスト域内市場総局長も同席した。

  • 2.  山本大臣とマクリーヴィ委員は、日本の金融商品取引法やEUの金融商品市場指令を含め、日・EUの資本市場における最近の動向について、意見交換を行った。

  • 3.  山本大臣は、日本の金融資本市場の国際金融センターとしての魅力を高めようとする取組みを説明した。これに対し、マクリーヴィ委員は、ファイアー・ウォール規制に関する事項を含め、今後実施される可能性のある施策に高い関心を示した。

  • 4.  両者は、会計基準の分野において、日・EUで適用される基準の同等性に関し満足できる解決策を見出すことを目的とした継続中の対話及び努力に対し、歓迎の意を示した。マクリーヴィ委員は、企業会計基準委員会(ASBJ)によって行われているコンバージェンスに向けた作業の進展を認識し、山本大臣は、EU市場の開放的な性格が維持されることの重要性を強調した。

  • 5.  さらに、両者は、監査の分野においても、監査監督体制等について相互協力・理解を進めていく必要があることについて合意した。将来的には、一つの目標として、相互に監督体制を信頼し合うことを目指すものとなろう。本作業に際しては、多くの点について検討することが必要であり、適切な監査基準に担保された品質保証体制、調査・処分体制や公的監視体制がこれに含まれよう。

  • 6.  両者は、会計・監査の分野における進展を確かめるため、本年末までに専門家レベルでの会合を開催することに合意した。

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