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平成20年３月７日
金融庁

第４回日ＥＵ会計基準・監査の動向に関するモニタリング会合
平成20年3月3日　東京

第４回日ＥＵ会計基準・監査の動向に関するモニタリング会合が、2008年３月３日に東京で開催されました。金融庁側からは丸山審議官が、欧州委員会側からはデルソー域内市場総局Ｆ局長が共同議長を務め、双方から多数の担当者が参加しました。

会計基準については、両者は、同等性評価に関する欧州証券規制当局委員会（ＣＥＳＲ）の助言に関連し、ホーリスティック・アプローチ^*と日本の会計基準に対する評価が建設的であるとの認識で一致しました。両者は、本年中に、相互に満足できる解決が見出されることに関し希望を表明しました。

国際会計基準委員会財団（ＩＡＳＣＦ）に関しては、両者は、国際会計基準審議会（ＩＡＳＢ）による基準設定プロセスに対するガバナンスを早急に改善する必要があり、現在行われている定款見直し作業に対して、規制当局としての意見を提供することに合意しました。

監査については、両者は、公的監視体制の進展状況について、特に、第三国の監査人に対する経過措置案や、我が国の外国監査法人等の監督に関する規制案に関して、議論を行いました。

両セッションを通じて、両者とも、双方の市場の開放性を維持する観点から議論がなされるべきことを強調しました。

次回会合は2008年央に予定されています。