平成21年10月22日
金融庁

シニア・スーパーバイザーズ・グループ(SSG)による「2008年グローバル金融危機からのリスク管理上の教訓」の公表について

シニア・スーパーバイザーズ・グループ(Senior Supervisors Group。以下「SSG」)は、10月21日、「2008年グローバル金融危機からのリスク管理上の教訓」(原題Risk Management Lessons from the Global Banking Crisis of 2008)と題する報告書を公表しました。

同報告書は、ベア・スターンズ救済やリーマン・ブラザーズ破綻に伴う金融市場の混乱を踏まえ、昨年末からSSGが国際的に活動する主要な金融機関に対して行ったリスク管理に関するアンケート調査(自己評価)及び合同ヒアリングの結果を取りまとめたものです。また、金融機関のリスク管理において、今後改善が期待される10項目を明確化しています。

詳細につきましては、以下をご覧ください。

※ シニア・スーパーバイザーズ・グループ(SSG):米国連邦準備制度理事会、ニューヨーク連邦準備銀行、通貨監督庁、証券取引委員会、英国金融サービス機構、ドイツ連邦金融監督庁、フランス銀行委員会、スイス金融市場監督庁、カナダ金融監督庁と我が国の金融庁から構成されるグループであり、金融機関におけるリスク管理や情報開示実務に関し、監督当局の観点から意見交換を行っている。過去に、「最近の市場混乱時におけるリスク管理実務についての実態調査結果」(2008年3月)(原題:Observations on Risk Management Practices during the Recent Market Turbulence)、「特定のエクスポージャーに関する情報開示の先進的事例」(2008年4月)(原題:Leading-Practice Disclosures for Selected Exposures)、「最近のクレジット・デフォルト・スワップに関するクレジット・イベント管理についての実態調査結果」(2009年3月)(原題:Observations on Management of Recent Credit Default Swap Credit Events)、を公表。

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
監督局総務課監督企画室
(内線2686、3442)

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