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令和5年6月26日
金融庁

シンガポールMASのデジタル資産に関する
官民連携イニシアチブ「Project Guardian」への
オブザーバー参加について 

金融庁とシンガポール金融管理局(MAS)は、2017年3月に両当局[*] が締結したフィンテックに係る協力枠組みに基づき、MASが2022年5月に設立したデジタル資産に関する官民連携イニシアチブ「Project Guardian」に金融庁がオブザーバーとして参加することを発表します。

本プロジェクトの目的は、金融安定や公正性に係るリスクを管理しつつ、アセット・トークナイゼーション等のデジタル技術の活用可能性について、パイロット実験を通じて検証を行うことです。現在、債券・外国為替取引・資産運用等の分野でパイロット実験が行われており、デジタル資産領域への知見を深め様々なアセットクラスのユースケースを調査するため、金融機関や政策当局の参加を促しています。

MASのLeong Sing Chiong・Deputy Managing Directorの発言は以下の通りです。
「Project Guardianへの金融庁の参加を歓迎します。責任あり革新的なデジタル資産のエコシステムの発展に資するグローバルな取組みを支援するために、金融庁とともに官民の垣根を超えた協働ができることを楽しみにしています。」

金融庁の柳瀬護・総合政策局参事官の発言は以下の通りです。
「Project Guardianにオブザーバーとして参画することができ、大変うれしく思います。分散型金融システムは複雑に発展を続けており、リスクへの対応が重要である一方で、ブロックチェーン技術がWeb3.0を含め中長期的にイノベーションの源泉となっていく可能性もあります。MASや金融機関との協働を通じて、本領域における知見を更に高めていければと思います。」

「Project Guardian」の詳細については、MASのウェブサイトを参照ください。
Project Guardian (mas.gov.sg)新しいウィンドウで開きます

(注)本プロジェクトに関与する特定の金融機関の取組や分散型金融プロトコルを金融庁・MASとして推奨・支持するものではありません。


[*][金融庁・シンガポールMAS共同プレスリリース]日本・シンガポール、FinTech協力枠組みを構築:金融庁 (fsa.go.jp)

お問い合わせ先

金融庁総合政策局 フィンテック参事官室 イノベーション推進室

(代表) 03-3506-6000 (内線)2277、2285

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