平成17年5月11日
金融庁
伊藤金融担当大臣とドナルドソン米国証券取引委員会(SEC)委員長が会談
1. 伊藤達也金融担当大臣は、2005年5月3日に、米国ワシントンDCにおいて、米国証券取引委員会(SEC)のウィリアム・H・ドナルドソン委員長と会談した。
2. 大臣と委員長は、日米両国の証券市場における最近の進展状況や施策について、簡潔に意見交換を行った。
3. 大臣と委員長は、金融庁と米国SECとの間で、グローバルな証券市場の共通課題について、定期的にハイレベル対話を開催することに合意した。
第1回会合は、6月下旬に東京で開催予定である。
4. 大臣と委員長は、必要に応じて自主規制機関を含めた対話を行うことを歓迎した。このために、例えば、金融庁、証券取引所及び日本証券業協会を含む日本の共同ミッションが米国を訪問し、米国SEC、米国の証券取引所及び証券業協会と対話することとなろう。
5. また、大臣と委員長は、会計基準の国際的なコンバージェンス(収斂)が進展している状況の下、企業会計基準委員会(ASBJ)と米国財務会計基準審議会(FASB)との間の対話の強化を支持することも表明した。
本件に関する問い合せ先
金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
総務企画局国際課
企 画 官松尾 直彦(内線3189)
課長補佐 田中 秀治(内線3158)