金融庁
金融国際審議官のFSB常設委員会議長就任について
金融庁 氷見野良三 金融国際審議官が、令和元年9月1日に、金融安定理事会(FSB: Financial Stability Board)の常設委員会の一つである、規制監督上の協調(SRC: Supervisory and Regulatory Cooperation)に係る常設委員会の議長に選任されました。
FSBにはすべてのメンバーによる意思決定会合である本会合(Plenary)の下に、作業全体の方向性等を決定する運営委員会(SC: Steering Committee)と4つの常設委員会(Standing Committee)が設置されています。
(参考1)FSB及びSRCの概要
FSBはG20諸国等の財務省・中央銀行・監督当局及び国際機関等をメンバーとする、国際的な金融安定上の課題を議論する場であり、1999年(平成11年)に設立された金融安定化フォーラム(FSF: Financial Stability Forum)を前身とし、2008年の世界金融危機を経てFSFを強化・拡大するかたちで2009年(平成21年)4月に設立されたもの。
SRCにおいては金融システムの安定を担う規制監督当局間の協調の促進に向けた活動が行われております。
(参考2)FSBの組織
・本会合/運営委員会 議長:クオールズ米連邦準備制度理事会副議長
・常設委員会
- 脆弱性評価(SCAV) 議長:クノット蘭中銀総裁(FSB副議長)
- 規制監督上の協調(SRC) 前任議長:チャン香港金融管理局総裁
- 基準の実施(SCSI) 議長:クガニャゴ南ア中銀総裁
- 予算・リソース(SCBR) 議長:ビスコ伊中銀総裁
詳細につきましては、以下をご覧ください。
プレス・リリース (原文<FSBウェブサイトにリンク>)
FSBの組織体制 (原文<FSBウェブサイトにリンク>)
SRC参加メンバー (原文<FSBウェブサイトにリンク>)
- お問い合わせ先
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金融庁総合政策局総務課国際室
03-3506-6000(代表)(内線3172、2550)