令和3年11月25日
金融庁
金融安定理事会による「LIBOR公表停止に向けた準備を支援するためのステートメント」の公表について
金融安定理事会(FSB)は、11月22日、「LIBOR公表停止に向けた準備を支援するためのステートメント」(原題:FSB Statement to Support Preparations for LIBOR Cessation)を公表しました。
本ステートメントは、本年末のLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)公表停止(米ドルの一部テナーを除く)に向けて、以下の点に言及しています。
- 本年末までにLIBORの新規利用停止に向けた準備を完了する必要がある(米ドル建てLIBOR)。
- 主として最も頑健な金利指標であるオーバーナイト物リスク・フリー・レートへの移行を推奨する。
- 既存契約については積極的な移行対応を進めることが市場参加者にとって最善の方策である。
- 2021年末まで残り数週間となった今、市場参加者は、FSBのグローバルな移行に関するロードマップで提示された残りのステップを完了するために早急に行動することが重要であり、世界および各国の金融当局は、進捗状況を注意深くモニタリングしている。
- FSBは、今後、LIBOR移行の完了に向けた最終ステップのモニタリングを継続する。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
・プレス・リリース(原文<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)
・「LIBOR公表停止に向けた準備を支援するためのステートメント」(原文<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)
関連サイト:金融安定理事会ウェブサイト(https://www.fsb.org/)
以上
- お問い合わせ先
-
金融庁総合政策局総務課国際室
03-3506-6000(代表)(内線3186)