令和4年4月7日
金融庁
金融安定理事会による「LIBORからの円滑な移行対応を歓迎するステートメント」の公表について
金融安定理事会(FSB)は、4月5日、「LIBORからの円滑な移行対応を歓迎するステートメント」(原題:FSB Statement Welcoming Smooth Transition Away from LIBOR)を公表しました。
本ステートメントは、2021年末のLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)公表停止(米ドル建ての一部テナーを除く)を踏まえ、また、2023年6月末の米ドル建てLIBORの公表停止に向けて、以下の点に言及しています。
- FSBは、グローバルな市場におけるLIBORから頑健な代替金利指標への円滑な移行対応を歓迎する。
- 移行対応は、市場参加者の多大な努力などもあって、市場での大きな混乱なく達成された。
- 米ドル建てLIBORは、グローバルに幅広く利用されている。米ドル建てLIBORの公表停止に向けた準備を確実に実施すべきである。また、米ドル建てLIBORの新規利用は既に停止しているべきである。
- シンセティックLIBORを利用する契約についても、積極的な移行対応のモメンタムを維持すべきである。
- FSBは、2022年後半にLIBOR移行対応に関するフォローアップ評価を行う予定である。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
・プレス・リリース(原文<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)
・「LIBORからの円滑な移行対応を歓迎するステートメント」(原文<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)
関連サイト:金融安定理事会ウェブサイト(https://www.fsb.org/)
以上
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