令和4年10月17日
金融庁

金融安定理事会による暗号資産関連の活動に関する国際的な規制等に係る市中協議文書の公表について

 金融安定理事会(FSB)は、10月11日、暗号資産関連の活動に関する国際的な規制について、以下の市中協議文書を公表しました。

 これらの文書は、FSBが2022年2月に公表した「暗号資産の金融安定に対するリスクの評価」及び2022年7月に公表した「暗号資産関連の活動に対する国際的な規制・監督に関するステートメント」を踏まえたものです。「同じ活動・同じリスクには同じ規制を適用する」との原則に基づく、暗号資産及びグローバル・ステーブルコインに関するハイレベルな勧告案が示されており、同内容について広く意見が求められています。
 
  • プレス・リリース(PDF原文新しいウィンドウで開きます<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)(PDF仮訳)
 
  • 暗号資産関連の活動に関する国際的な規制:FSBが提案する枠組み(原題:International Regulation of Crypto-asset Activities - A proposed framework - questions for consultation)
  • 市中協議文書(PDF原文新しいウィンドウで開きます<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)  
本文書では、「暗号資産関連の活動・市場に関する規制・監督・監視:市中協議文書」と「『グローバル・ステーブルコイン』の規制・監督・監視に関するFSBのハイレベルな勧告の見直し:市中協議文書」の両文書の位置づけに加えて、今後のFSBの作業方針等が示されています。
 
  • 暗号資産関連の活動・市場に関する規制・監督・監視:市中協議文書(原題:Regulation, Supervision and Oversight of Crypto-Asset Activities and Markets - Consultative document)
  • 市中協議文書(PDF原文新しいウィンドウで開きます<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)
本文書では、暗号資産関連の活動・市場に関する規制・監督・監視アプローチの一貫性・包括性の向上と、法域間の協調・連携そして情報共有の強化を企図した勧告が示されています。
 
  • 「グローバル・ステーブルコイン」の規制・監督・監視に関するFSBのハイレベルな勧告の見直し:市中協議文書(原題:Review of the FSB High-level Recommendations of the Regulation, Supervision and Oversight of “Global Stablecoin” Arrangements - Consultative report)
  • 市中協議文書(PDF原文新しいウィンドウで開きます<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)
本文書では、FSBが2020年10月に公表した「『グローバル・ステーブルコイン』の規制・監督・監視-最終報告とハイレベルな勧告」に関して、勧告の適用対象の拡大、価値安定化メカニズムや償還権に関する要件の強化などを含む見直し案が示されています。
 
 これらの市中協議文書に対するコメントは、令和4年12月15日までに、FSB事務局宛(fsb@fsb.org)に英文でご提出ください。

(注)令和4年10月20日に追加掲載しました。
 
関連サイト:金融安定理事会ウェブサイト(http://www.fsb.org/新しいウィンドウで開きます
問い合わせ先

総合政策局総務課国際室

03-3506-6000(代表)(内線5436)

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