令和5年5月1日
金融庁
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金融安定理事会による「米ドル建てLIBOR移行対応の最終準備を促すためのステートメント」の公表について
金融安定理事会(FSB)は、4月27日、「米ドル建てLIBOR移行対応の最終準備を促すためのステートメント」(原題:FSB Statement to encourage final preparations for the USD LIBOR transition)を公表しました。
本ステートメントは、2023年6月末の米ドル建てLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の公表停止まで残り3か月を切ったことを踏まえ、主に以下の点に言及しています。
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・米ドル建てLIBORのグローバルな移行対応は、これまで着実に進捗しているが、これを完了するためには重要な作業を行う必要がある。
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・FSBは、残存契約が6月末まで積み残ることで、オペレーショナルリスクや市場の混乱を招かないように、市場参加者に対し、米ドル建てLIBORを参照する全ての契約の移行対応を直ちに完了させることを推奨する。
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・移行を持続可能なものとし、金融の安定を促進するために、頑健な代替金利指標、米ドルについてはSOFR(担保付翌日物調達金利)への移行対応を継続すべきである。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
関連サイト:金融安定理事会ウェブサイト(http://www.fsb.org/)
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総合政策局総務課国際室
03-3506-6000(代表)(内線3186)