令和7年11月18日

金融庁

金融安定理事会による
「移転ツールの実用化に関する事例集」の公表について

金融安定理事会(FSB)は令和7年(2025年)11月17日、「移転ツールの実用化に関する事例集」(原題:Practices Paper on the Operationalisation of Transfer Tools)を公表しました。

移転ツールとは、銀行の破綻処理において、問題の銀行またはその一部を民間の買い手や一時的な受け皿となるブリッジ金融機関に移転することで、銀行の重要な機能の継続性を確保することを目的とした破綻処理手法です。

FSBは、2023年の銀行セクターの混乱から得られた教訓を踏まえ、破綻処理手法の一つとしての移転ツールの活用について議論してきました。

FSBがこれまでに策定した「金融機関の実効的な破綻処理の枠組みの主要な特性新しいウィンドウで開きます」や、関連する破綻処理に係るガイダンスでは、移転ツールに対して必ずしも焦点が当てられていなかったところ、本事例集は当局による移転ツールの実用化へ向けた準備を支援することを目的として作成されました。

本事例集は、各法域における移転ツールを用いた破綻処理準備に係る取組みや実際の破綻処理の事例を参照しつつ、移転ツールを活用した破綻処理のアプローチについて解説するものであり、その実用の在り方について何らかの期待を定めるものではありません。

詳細につきましては、以下をご覧ください。

  • 公表ページ(原文新しいウィンドウで開きます<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)
  • 「移転ツールの実用化に関する事例集」(PDF原文新しいウィンドウで開きます<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)
関連サイト:
金融安定理事会ウェブサイト(https://www.fsb.org/新しいウィンドウで開きます
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