平成17年7月20日
金融庁
IOSCOアジア太平洋地域委員会が「アジア太平洋地域における債券市場調査結果」及び「分析と課題」を公表
1. 証券監督者国際機構(IOSCO)(注1)アジア太平洋地域委員会(APRC)(注2)は、「アジア太平洋地域における債券市場調査結果」及び「アジア太平洋地域における債券市場調査-分析と課題」を公表しました。
(注1) International Organization of Securities Commissions。世界108の国・地域(2005年6月末現在)の証券規制当局等から構成される国際的な機関で、証券市場についてのさまざまな課題を検討、国際的なルールの策定や報告書を発表しています。(IOSCOの概要についてはこちらをご覧ください。)
(注2) Asia-Pacific Regional Committee。IOSCOの地域委員会の1つで、アジア太平洋地域の資本市場に影響を及ぼす問題について検討・協力を行っています。
2. 今回の債券市場調査は、ASEAN+3(日中韓)の財務省が取り組んでいるアジア債券市場育成イニシアティブを念頭に置きつつ、IOSCO・APRCにおいて、金融庁とタイ証券取引委員会が中心となって行ったものです。「アジア太平洋地域における債券市場調査結果」は、APRCによる同地域の債券市場に関する、初の包括的な調査結果を取りまとめたものです。「調査結果」についてはこちらをご覧ください。(「調査結果」原文(英文)、概要(和文))
3. また、「アジア太平洋地域における債券市場調査-分析と課題」は、調査結果の内容を分析し、APRC地域の債券市場の発展のために取り組むべき共通の課題を取りまとめたものです。「分析と課題」についてはこちらをご覧ください。(「分析と課題」原文(英文)、概要(和文))
【本件に関する問い合わせ先】
金融庁総務企画局総務課国際室
代表(TEL:03-3506-6000)
課長補佐 田坂(内線3157)