「車座ふるさとトーク」を香川県高松市で開催しました(平成30年5月21日)

 平成30年5月21日(月)、越智隆雄副大臣は、香川県高松市において、「地域金融機関に期待される役割について」をテーマに、香川県内に在住の14名の方々と「車座ふるさとトーク」を開催しました。

写真1(車座ふるさとトークの様子)

車座ふるさとトークの様子

写真2(トーク後の記念撮影)

トーク後の記念撮影

(参加者の皆様からの主なご意見)
・若い人はコンビニがあればお金を簡単に引き出すことできるが、高齢者にはそれが難しい。そういった点について金融機関がどのように考えているか知りたい。
 
・以前は、金融機関の窓口が16時まで開いていたところが15時までになったり、キャッシュコーナーによっては、利用可能な時間帯が短くなったり、利用しにくくなったところもある。
 
・ネット銀行は振り込み手数料、引き出し手数料が無料なところもあったり、サービスが充実している。地方の金融機関も手数料が安くなると利用しやすい。
 
・学生である自分にとっては、金融機関の窓口に行かなくても、ATMで事足りてしまう。将来的に社会人となった時には、窓口に行く機会が増えると思うが、今のうちに窓口に行って勉強したいと思う。
 
・金融機関を利用したいと思うときは、金融機関の営業時間終了後であることが多い。今後AI化が進むならば、営業時間の延長を含め、サービスの拡充等に期待したい。
 
・金融機関は就職先としては人気ではあるが、業務内容については分からないことが多いため、学生にとって分かりやすい魅力を感じられるものがあれば良いと思う。
 
・金融業への先行きの不安が見受けられているため、社会的な意義、面白さ等を学生に教えていくことが必要と考える。
 
・昔は、学校でお金を預けることができる「こども銀行」という制度があったり、お小遣い帳をつける等、こどもの頃から自分でお金を管理する機会があり、生活の中で、金融教育がなされていたが、今はそういった機会が少なくなってきている。お金の扱い方を、こどもの頃から経験できるような仕組みが必要だと思う。
 
・例えば、金融機関の窓口に行かなかったり、新聞を購読しなかったりと、若い人の感覚と我々70代の感覚は別物と感じている。若い人の考えや時代の流れについていかなければならないし、我々は若い人の声を聞いて、努力していかなければならないと感じている。
 
・全員に同じサービスを提供することは難しく、そもそもサービスが無料であるという意識も変えていく必要がある。メガバンク、地方銀行、信用金庫といった金融機関ごとに、特色のある役割が求められてくると思う。金融庁の指導にも期待している。
 
・地元の金融機関にお金を預けたのならば、県内・市内の企業への投資等に使ってほしいと思うが、実際はそうではなく、地域金融機関としての役割として違和感がある。県内の経済が良くなるよう、地域のお金は地域で活用するべきだと感じる。

・振り込め詐欺等の未然防止について、金融機関の店舗によっては窓口とATMが離れており、被害に遭う高齢者がいないか不安に感じている。地域金融機関にも未然防止の役割が求められる。
 
・借入れの返済が終わっても、新たな融資や、金融商品への投資を薦められる。金融機関が儲かるものばかりを薦められているような気がしてしまう。金融機関は、融資や投資についてメリットだけでなく、デメリットについてもきちんと説明してほしい。
 
・窓口での金融機関の職員の対応が信頼関係を作るには重要であると思う。逆に、信頼関係を損なうと、その金融機関を利用したくなくなる。周りでも、金融機関に預けず、たんす預金をしている高齢者も多いと聞く。
 
・かつては農業経営者が民間の金融機関に融資の相談をしても相手にされなかったが、最近は、民間の金融機関も専担の部署や専門人員を配置し、農業者を大事にしようという扱いになってきているところもある。
 
・金融機関の職員は融資、投信の勧誘は積極的に行う一方で、国の補助金についての情報は充分に与えてくれない。例えば、補助金が受けられた結果、どのように企業が伸びたかを説明する等、金融機関は、企業支援のプラットフォームであるべきであり、顧客本位であってほしい。今後は、地方創生に合った金融機関のあり方や体制を整えてほしい。
 
・人口減少により、今後は地方の企業は減っていくだろうが、市民だけでなく、金融機関も勉強していく必要があると思う。そのことを行政に訴えても、声は届いてないと感じており、現状では行政が頑張っているという実感が沸かない。
 
○ 越智隆雄副大臣からは、以下のようなお話をさせて頂きました。
・金融庁では、金融教育のプログラムを作っているが、実体験に即したものでないと身につくものではないのだなと感じた。時代とともに自分でお金の管理をしなくていい世の中になっていく中で、今後どうしていくのかを改めて考えていきたい。
・また、利用者が金融機関を選ぶ時代の中で、利用者にとっての「見える化」を図るため、金融庁はベンチマーク等のツールを作ってきたが、これまで作ってきたツールをいかにして伝えていくかを考える必要がある。金融機関は情報発信拠点とならなければならず、またその価値がある。金融庁としても、時代に合わせた対応を今後も考えていきたい。
・本日は、率直な意見をいただいて大変ありがたく思う。本日頂いたご意見を踏まえ、今後の金融行政に活かしていきたい。
 
また、車座ふるさとトーク終了後に、日プラ株式会社(香川県木田郡三木町)を視察しました。
 
写真1(視察風景①)

視察風景①

写真2(視察風景②)

視察風景②


※ 当日の様子はこちら


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