金融行政モニター委員と金融庁幹部との意見交換会(令和2年6月30日) 議事要旨

議事要旨

・日時:

令和2年6月30日(火)9時00分~10時00分

・場所:

中央合同庁舎第7号館13階 共用1特別会議室

・議事要旨:

金融庁から、金融行政モニター制度における意見等の受付状況について説明した後、金融行政モニター委員が把握している金融機関の金融行政に対する意見等について、以下のような議論が行われた。(○:金融行政モニター委員の発言、●:当庁の発言)
 

モニター委員からの金融行政に関する意見

  •  ○  意見受付窓口には、新型コロナウイルス感染拡大を受け、金融機関の各種手続の非対面化を促進すべきとの意見が寄せられている。非対面化の促進は強力に推進すべき。関係省庁を主導して、金融機関に対する押印廃止の働きかけや株主総会のオンライン化の推進などに取り組むべきではないか。
     押印廃止に関しては、そもそも金融庁の内部手続でも押印が残っており、金融庁自身が良く考えて、こうしたものから率先して廃止に取り組むべき。
  •  ●  金融機関の各種手続きの非対面化については、官民連携して検討会を設置し、鋭意検討が行われており、金融機関も前向きに取り組んでいる。非対面での株主総会等についても金融庁が中心となって関係者と連絡協議会を設置し、議論している。
     当庁の内部手続きについては、テレワークでの勤務確認に関して出勤簿への押印が不要となっているほか、その他の手続きについても、順次押印を不要とする取組みを行っている。今後もさらなる取組みを検討していきたい。
  •  ○  金融庁のウェブページについては、閲覧者目線でのページ作成など、より見やすくする工夫をするべきではないか。他省庁の見やすいページ等を参考にして、金融庁も努力してほしい。
  •  ●  情報の受け手である閲覧者がどのように感じるのかを意識しながら、他省庁の取組みも参考にしつつ、ウェブページの改善に取り組んでいく。また、情報発信については、様々なツールを駆使していきたい。
  •  ○  意見受付窓口には、金融ADR機関における苦情対応が適切になされていないのではないかとの意見が寄せられている。金融ADRについても、PDCAを回し、継続的に改善を図ってほしい。
  •  ●  個別の金融ADR機関の相談対応等に係る相談や不満が当庁に寄せられた場合、必要に応じ、金融ADR機関に対し経緯等について確認し、業務の改善を促している。金融ADR機関による相談対応等について、更なる改善を促してまいりたい。
  •  ○  金融行政モニターのような枠組みは他の省庁ではあまりみられないものであり、大変意義なものだと考える。寄せられる意見には、個別案件に関する意見が多くみられる。行政運営の枠組みなどに対する意見も寄せられるとよい。
  •  ●  ご指摘の意見が寄せられるよう、金融行政モニター制度に関する情報発信の方法などを工夫していきたい。

 

以上

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