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平成28年6月24日
金融庁

経済価値ベースの評価・監督手法の検討に関するフィールドテストの実施について

今般、金融庁では、全保険会社を対象に経済価値ベースの評価・監督手法の検討に関するフィールドテストを実施することとしましたので、公表します。

本件の概要は以下のとおりです。

1.趣旨・目的

  • 経済価値ベースのソルベンシー規制は、資産・負債の一体的な経済価値ベースの評価を通じ、保険会社の財務状況の的確な把握や、保険会社のリスク管理の高度化に資することから、近年、国際的に、IAIS(保険監督者国際機構)等において、その導入に向けた検討が行われています。

  • 我が国においても、平成22年6月及び平成26年6月に全保険会社を対象とした経済価値ベースのソルベンシー規制の導入に係るフィールドテストを実施してきたところですが、平成27事務年度の金融行政方針において、「国際的な議論への貢献・フォローを行いつつ、我が国におけるソルベンシー規制について具体的な検討を進めていく」と記されているように、現在も検討の途上にあります。

  • こうした状況を踏まえ、今般、各保険会社において、経済価値ベースの資産及び保険負債等を計算するフィールドテストを実施することにより、各保険会社の対応状況や直近の低金利下におけるソルベンシーの状況を把握し、その過程で抽出された実務上の課題等を、国際的な議論への貢献・フォロー等の今後の検討に活かしていくこととします。

2.概要

  • 全保険会社を対象に、アンケート方式により、経済価値ベースの資産、保険負債、資本の質、各種所要資本の計算等を実際に行うことを要請し、その過程における課題等の報告を求めます。

  • 計算方法、金利水準、リスク係数等の前提条件については、金融庁が提示します。その際の計算方法は、IAISで検討されているICS(国際資本基準)と基本的に整合的なものとしますが、必ずしも我が国における方向性を示しているものではありません。

  • 既に、自主的に、内部モデル等により、経済価値ベースの保険負債評価に基づくリスク管理等を行っている保険会社に対しては、当該内部モデルの実態等についてもアンケート調査を行います。

  • 回答の回収後、集計を行い、全体の傾向及び把握された主な課題等について、概要を公表することとします。なお、個社の結果は公表いたしません。

3.スケジュール

平成28年6月 全保険会社に試行依頼

平成29年3月目処 結果概要の公表

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)

監督局保険課

(内線3497、3343)

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