平成28年9月1日
金融庁
「金融監督庁」を騙った不審なポップアップを表示させ、
インターネット・バンキングのID・パスワードを盗み取る
不正な手口にご注意ください!
最近、「金融監督庁」(注)を騙った不審なポップアップを表示させる手口が確認されています。これは、何らかの方法でインターネット・バンキング利用者のパソコンにウイルスを感染させられたものと考えられます。
当該ポップアップ画面は、表示されている金融機関名を利用者にクリックさせることで偽のサイトに誘導し、当該偽サイトでインターネット・バンキングのID・パスワード等を入力させて盗み取る不正な手口であることが確認されています。
当該ポップアップ画面にアクセスすると預金の不正払出し被害に遭うおそれがありますので、ご注意下さい。
(注)金融庁が省庁再編される前の名称。
なお、インターネット・バンキングによる預金の不正払出し被害に遭わないためには、
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パソコンのセキュリティ対策ソフトを最新版にするとともに、定期的にウイルスチェックする。
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心当たりのないメールは開かない。
(金融機関が、ID・パスワード等を電子メールで問い合わせることはありません。そのようなメールが来た場合は、直接金融機関に問い合わせて下さい。)
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アクセスしたウェブサイトのアドレスが正しいか確認する。
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インターネット・バンキングのログイン画面のアドレスをブックマーク(お気に入り)に登録し、当該ブックマークから利用する。
など、ID・パスワード等の管理に十分ご注意ください。
お問い合わせ先
金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
監督局銀行第一課
(内線3323、3324)
総合政策局総合政策課サイバーセキュリティ対策企画調整室
(内線2983、3601)