平成31年1月11日
金融庁
金融庁
仮想通貨交換業者の登録審査における透明性の向上に向けた取組みについて
金融庁では、平成28年10月に公表した金融行政方針の中で「金融行政の再点検」[1]を掲げ、その一環として、これまで許認可等の審査プロセスの効率化・迅速化・透明化に取り組んできている。
(参考)「変革期における金融サービスの向上にむけて~金融行政のこれまでの実践と今後の方針~
(平成30事務年度)」(平成30年9月26日公表)抜粋
Ⅳ. 金融当局・金融行政運営の改革
3. その他
(1)許認可等の審査プロセスの効率化・迅速化・透明化の推進
【金融行政上の課題】
許認可等にかかる審査プロセスについては、予見可能性を確保しながら効率化を
図ることが重要である。
こうした観点から、仮想通貨交換業者の登録審査についても、仮想通貨交換業への新規参入を希望する事業者が多様かつ多数に上る現状を踏まえ、各事業者における登録に向けた予見可能性を確保する観点から、昨年8月にはこれまで実施した立入検査・モニタリングで把握した実態や問題点に係る中間的なとりまとめ[2]、さらに昨年10月には登録審査の主なプロセス、登録審査に係る質問票等[3]を公表することにより、登録審査における透明性の向上に努めてきた。
こうした中、事業者等から、登録審査プロセスの具体的な進み方等に関する質問・照会が引き続き寄せられていることを踏まえ、今般、別紙のとおり、登録審査にかかる時間的な目安を含む、より詳細な登録審査プロセスを示すことで、登録審査プロセスの更なる明確化・透明化を行うこととした。
(別紙)仮想通貨交換業者の新規登録申請の審査プロセス及び時間的な目安
金融庁としては、今後も、登録審査における透明性等の向上に向けた取組みを継続的に実施し、効率的かつ適切な登録審査を進めていく予定である。
以上
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金融庁総合政策局フィンテックモニタリング室
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