平成14年10月25日
金融庁
「貸し渋り・貸し剥がしホットライン」の開設について
金融庁としては、中小企業等への金融の円滑化を図ることは重要な課題であると考えており、これまで様々な取組みを行ってきています。また、不良債権の処理にあたっては、借り手企業の再建可能性を的確に見極め、再建可能な企業については、極力再生の方向で取り組むよう、金融機関に要請しているところでもあります。
しかしながら、現下の経済情勢の下、中小企業等への金融の円滑化を求める声が引き続き強いこと、また、金融機関の利用者への説明不足などによる不適切な取り扱いも見受けられますことから、金融庁としても、中小企業など借り手の声を幅広く聞くため、「貸し渋り・貸し剥がしに関する情報の電子メール・ファックスによる受付制度」(通称「貸し渋り・貸し剥がしホットライン」)を設置し、関連情報を電子メール、ファックスで受け付けることとしました。
-情報は次のアドレス・番号で受け付けております。
[電子メール] joho@fsa.go.jp [FAX] 03-3506-6699 -情報を送付いただく際には、住所(都道府県)、年齢、性別、職業、業種についてもご記入ください。(メールの際にはこちらの
様式をダウンロードしてご利用ください。)
-受け付けた情報については、検査・監督の実施にあたり重要な情報として活用させていただきますので、金融機関名・支店名や取引の内容など、できるだけ具体的に御記入ください。
なお、ホットラインで受け付けた情報に関する照会や相談には応じることはできませんので予めご了承下さい。(苦情相談については、各金融関係団体に相談窓口が設置されていますので、そちらにお問い合わせ下さい。)