平成15年8月1日
金融庁
金融研究研修センター長の任命について
本日付で、吉野直行慶應義塾大学経済学部教授を、金融研究研修センター長に任命することとしましたので、お知らせします。
(吉野教授の略歴については別紙1、金融研究研修センターの概要については別紙2を参照)
金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)
総務企画局政策課研究開発室 浅田(内線3292)
略歴
吉野直行(よしの・なおゆき) 慶應義塾大学経済学部教授
1950年 東京生まれ | ||
1973年 | 東北大学経済学部卒業 | |
1974年 | 東北大学経済学修士 | |
1975-79年 | 米国ジョンズ・ホプキンス大学経済学部博士課程修了、 経済学博士(Ph.D) |
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1979-81年 | ニューヨーク州立大学経済学部助教授 | |
1982-90年 | 埼玉大学大学院政策科学研究科助教授 | |
1990年 | 慶應義塾大学経済学部助教授 | |
1991年- | 慶應義塾大学経済学部教授(現職) | |
1985年 | マサチューセッツ工科大学訪問研究員 | |
1988-90年 | 郵政省郵政研究所特別研究官 | |
1989-2000年 | 大蔵省財政金融研究所特別研究官 | |
1991-93年 | 日本銀行金融研究所国内客員研究員 | |
1998-2000年 | 金融監督庁顧問 | |
1999年- | 預金保険機構運営委員 | |
2001年- | 財政制度審議会委員、外国為替審議会委員 | |
2003年- | 金融庁総務企画局金融研究研修センター長 |
金融研究研修センターの概要
金融研究研修センターは、平成13年7月、金融庁における「研究と研修の効果的な連携」を目的として発足しました。庁内において先端的な金融理論・金融技術等に関する知識を蓄積するとともに、これを活かして不断に職員の専門性・先見性向上を図っていくための活動を行っています。また、昨秋以降、4本のディスカッション・ペーパーを公表するなど、対外的な情報発信機能の拡充にも努めています。
○ 金融研究研修センターの体制(平成15年8月1日現在)
(注)センター長は、これまで、総務企画局審議官(総務担当)が兼務していました。
○ これまでに公表した研究成果(ディスカッション・ペーパー)
- 信託業法のあり方-イギリス法を手がかりに-」(14年11月)
- 山下 純司 特別研究員
- 「米国における信託会社規制-イリノイ州を中心に-」(14年11月)
- 森田 果 特別研究員
- 「大規模データベースを用いた信用リスク計測の問題点と対策
(変数選択とデータ量の関係)」(15年2月)- 山下 智志 特別研究員 ・ 川口 昇 専門研究員(当時)
- 「ドイツにおける預金保護・危機対応の制度
-市場経済に立脚した金融システムの維持-」(15年5月)- 山村 延郎 研究官
(注)当センターのウエブサイトから全文ダウンロードできます。