平成17年2月24日
金融庁監督局

第三分野の責任準備金積立ルール・事後検証等に関する検討チームについて

金融庁は、いわゆる第三分野の保険商品について、財務関連のルール整備を図るため、本日、標記検討チームによる第1回検討会を開催した。

なお、本ルール整備等については、先般発表された「金融改革プログラム」においても、触れられているところである。

1.趣旨

  • 少子高齢化社会が進行するなかで、これまで死亡保障中心であった保険契約者のニーズが医療や介護といった生存保障へ変化していることに伴い、保険会社の収益構造にも変化がみられる。

  • このため、医療や介護といったいわゆる第三分野の保険商品について、適切なリスク管理の下で適切に保険金等が支払われるよう責任準備金の積立ルールや事後検証ルール等を整備し、保険会社における財務の健全性の確保を図っていくことが必要と考えられる。

2.検討の進め方

アクチュアリー、公認会計士、有識者、生損保業界の実務者等のメンバーからなる標記検討チームにおいて、第三分野の現状と問題点等について意見交換を行い、平成17年6月を目途に、第三分野に係る財務関連ルールのあり方に関する報告書を取りまとめる予定。

(以上)

【内容についての照会先】

金融庁 電話:03-3506-6000(代表)
監督局保険課  五十里(内線3770)、川満(内線3431)


第三分野の責任準備金積立ルール・事後検証等に関する検討チームメンバー

座長   小野  尚   金融庁監督局保険課長
座長代理 天谷 知子 金融庁監督局保険課審査室長
     
メンバー 安達 良喜 明治安田生命保険相互会社 企画部調査グループ課長
  伊藤 和平 三井住友海上火災保険株式会社 経営企画部次長
植村 信保 株式会社格付投資情報センター シニアアナリスト
黒滝 学治 株式会社損害保険ジャパン
  個人商品業務部傷害医療グループグループリーダー
清水  博 日本生命保険相互会社 商品開発部担当部長
髙田 久資 第一生命保険相互会社 主計部数理課長
長舟 貴洋 東京海上日動火災保険株式会社 経理部参事
鍋井  勝 エイアイユー インシュアランス カンパニー
  A&Hライン数理担当アシスタントバイスプレジデント
橋上  徹 新日本監査法人 公認会計士
深尾 光洋 慶應義塾大学 商学部教授
山田  剛 アメリカン ファミリー ライフ アシュアランス カンパニー オブ コロンバス
  商品数理部数理グループ課長
   
坂本 忠弘 金融庁監督局保険課課長補佐
五十里 篤 金融庁監督局保険課課長補佐
渡邊  学 金融庁監督局保険課課長補佐
椋  正寛 金融庁監督局保険課保険計理官
中林 慎治 金融庁監督局保険課保険計理官
中村 博光 金融庁監督局保険課保険数理専門官
 
事務局   金融庁監督局保険課

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