平成16年度実績評価書要旨
I 実績評価の実施に当たって
1金融庁における政策評価の取組み
2実績評価の実施に当たって(実績評価書の記載内容)
3政策評価に関する有識者会議メンバーによる意見
II 各政策の評価結果
I 金融機能の安定
1金融機関が健全に経営されていること
(1)不良債権問題が正常化されること
(2)金融機関のリスク管理態勢が確立されていること
2金融システムの安定が確保されていること
(1)金融システムの安定に支障が生じる事態が顕現化せず、安定が維持され、金融機関破綻時においても混乱なく円滑な処理が図られること
(2)国際協力を通じて金融機能の安定が確保されていること等
II 預金者、保険契約者、投資者等の保護
1国民が金融サービスを適切に利用できること-
(1)金融サービスの利用者保護の仕組みが確保されていること
(2)国民が各種金融サービスの特性や利用者保護の仕組みなどについて理解していること
(3)金融分野において個人情報が適切に取り扱われていること
(4)企業内容の情報開示が十分行われていること
(5)電子取引・カード取引のセキュリティが保たれていること
2金融機関等が金融サービスを公正に提供していること
(1)金融機関等の法令遵守態勢が確立されていること
3市場が公正であること
(1)証券市場において取引の公正が確保されていること
III 円滑な金融等
1我が国金融が金融環境の変化に適切に対応できていること
(1)多様な資金需要・投資ニーズに対応できる証券市場となっていること及び証券市場への資金の流れが拡大すること
(2)金融インフラがIT化等に対応したものとなっていること
(3)企業金融が円滑に行われること
(4)金融システムが「官から民へ」の改革に対応したものとなっていること
2金融機関の企業活動が活発に行われていること
(1)自らの判断に基づき効率的な金融機関の企業活動が行われること
(2)新規参入等を通じて競争が促進されていること
3金融機関等が犯罪に利用されないこと
(1)金融機関等がマネー・ローンダリングなどの金融犯罪に利用されないこと
(業務支援基盤整備に係る政策)
1人的資源
2情報
(1)行政事務の効率化のための情報化
(2)金融行政の専門性向上のための情報収集・分析
(「金融重点強化プログラム」(仮称)の策定)
- 今後の政策方針
- 我が国金融セクターを更に充実・強化させ、経済成長の基盤とする