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令和6年5月22日

金融庁

日銀レビュー
「大手行の外貨流動性リスク管理の高度化
に向けた取組み」の公表について

本邦大手行が海外業務の拡大を続ける中、その基盤となる外貨流動性の安定的な確保は、大手行の最重要課題の一つに位置付けられています。金融庁としても、日本銀行と共同で、2021年度から、G-SIBs に分類される一部の大手行に対し「外貨流動性リスク管理に関する共同調査」を実施してきました。更に、昨年の海外における銀行部門の混乱により、こうした流動性リスク管理の重要性が世界的に再認識されたところです。

こうしたことを踏まえ、日本銀行と共同で、大手行による外貨流動性ストレステストの厳格化・精緻化等によるリスク管理の高度化について、日銀レビューとして整理・公表しました。

金融庁及び日本銀行は、大手行が今後とも海外業務のリスクプロファイルや外的環境の変化に合わせ、リスク管理の強化に向けた取組みを継続していくことを期待するとともに、引き続き、その高度化を促してまいります。

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)

総合政策局 リスク分析総括課 大手銀行モニタリング室(内線 2375)

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