English Summary
令和7年1月8日
金融庁
全国銀行協会による「不正利用口座の情報共有に向けた検討会」の設置に係る公表について
一般社団法人全国銀行協会は、近年、特殊詐欺やSNS型投資詐欺などの金融犯罪が急増していることを受け、銀行界として金融犯罪被害を減少させるため抜本的な対策強化に取組む必要があると認識し、金融機関間で不正利用口座の情報を共有する枠組みを構築するため、「不正利用口座の情報共有に向けた検討会」を設置しました。
本検討会においては、金融機関間で、詐欺やマネー・ローンダリング等の犯罪に利用された口座の情報を共有する枠組みを構築するための方針を策定し、令和7年3月を目途に、対応事項とスケジュールを報告書として取りまとめる予定です。
金融庁としても、本検討会には警察庁とともにオブザーバーとして参加しており、こうした金融機関による自主的な取組を後押しするとともに、金融機関に対して、詐欺被害が疑われる取引に対するモニタリングの強化等、口座の不正利用防止に係る対策の一層の強化を促すことで、国民を詐欺等の被害から守るための環境整備に努めてまいります。
詳細は、以下の一般社団法人全国銀行協会ウェブサイトをご参照ください。
関連リンク
- 「不正利用口座の情報共有に向けた検討会」の設置について(一般社団法人全国銀行協会)
- お問い合わせ先
-
金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
総合政策局リスク分析総括課金融犯罪対策室(内線2528)