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平成20年3月17日
金融庁

新EDINETシステムの稼動開始(3月17日)について

1.新EDINETシステムの概要

  • (1)新EDINETシステムは、「有価証券報告書等に関する業務の業務・システム最適化計画(平成18年3月)」に基づき、EDINETの機能を抜本的に強化するため、平成18年8月より開発を行ってきました。

  • (2)新システムの主要なポイントは次のとおりです。

    • ○XBRL導入による高度な情報利活用の実現

    • ○検索機能の強化等による利便性の向上

    • ○セキュリティの強化

    • ○システム運用効率の向上による行政コストの削減

  • (3)新システムの稼動開始は、3月17日午前9時です。

2.XBRL導入について

  • (1)新システムの最大の特徴は、有価証券報告書等におけるXBRLの導入です。これにより投資家等は、有価証券報告書等の情報をダウンロードし、直接コンピュータによる加工・分析等できるなど、高度な情報利活用が可能となります。

  • (2)XBRLの提出は、有価証券報告書等の提出者を対象として、原則として義務化されます。これにより、新システムは、上場会社等5000社及びファンド等3000本の財務情報をXBRL形式で提供する、世界最大規模のXBRLを導入した開示システムとなります。

  • (注1)XBRL(eXtensible Business Reporting Language)とは、財務情報等を効率的に作成・流通・利用できるように、国際的に標準化されたコンピュータ言語です。XBRLは国際標準として、各国・各分野において導入が進められています。

  • (注2)XBRLは平成20年度の第1四半期(平成20年4~6月)に係る四半期報告書から導入します。原則として、有価証券報告書、半期報告書、四半期報告書、有価証券届出書に含まれる財務諸表が対象となります。

新EDINET利用にあたっての留意点は、こちらをご覧ください。

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
総務企画局企業開示課(内線2762、2763、3666)

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