平成19年12月28日
金融庁

現在2008-02-01版を公開しておりますのでこちらをご確認ください。

EDINETタクソノミ(β版)の公開について

1. EDINETタクソノミの公開について

金融庁は、最適化計画に基づき平成20年3月17日よりEDINETの新システムを稼動する予定としており、XBRL※については、平成20年4月1日以後開始される事業年度に係る開示書類より導入する予定としております。

今般、XBRLの導入の周知と、それに向けた開示書類提出会社等の関係者による対応の促進を目的として、EDINETタクソノミ(β版)を公開します。なお、今後は、平成20年1月下旬にEDINETタクソノミ(確定版)を公表する予定です。

※XBRL・・ 財務情報を効率的に作成・流通・利用できるよう、国際的に標準化されたコンピュータ言語です。XBRLでは財務報告の電子的雛型である「タクソノミ」を基に、財務報告内容そのものを表す「インスタンス」を作成します。

2. EDINETタクソノミの開発趣旨

新EDINETにおいては、平成18年3月に策定された最適化計画に基づきXBRLを導入することが決定されています。これにより開示情報の高度な再利用が可能となるとともに開示情報の標準化が進むなどの効果が期待されております。

XBRLの導入にあたっては、タクソノミ(電子的雛形)を用いて財務諸表が作成されることが必要であるため、現在これを金融庁において開発し、提出会社等の利用者にEDINETタクソノミとして提供することとしております。

3. EDINETタクソノミの概要

EDINETタクソノミは、全提出会社が共通的に利用できるタクソノミとする必要があるため、会計に係る法令・規則等から勘定科目を網羅的に洗い出すとともに、過去数年に渡る開示実績より抽出・選定することによって、標準的な勘定科目を設定しています。EDINETタクソノミに設定された標準的な勘定科目は、表示順、加減算関係や根拠法令等を属性情報として保有しています。

4. EDINETタクソノミの使用方法

新EDINETにおいて提出会社は、EDINETタクソノミに設定された勘定科目及びタクソノミが保有する属性情報に基づいて財務諸表を作成することとなります。

なお、EDINETタクソノミに適切な勘定科目が無い場合には、各提出会社において勘定科目を追加することができます。

5. 公開資料の利用方法

今回の公開については、EDINETタクソノミと勘定科目リストを公開します。EDINETタクソノミは、EDINETタクソノミに設定されている全ての情報を確認することが可能ですが、XBRLツールを使用することが必要となります。勘定科目リストは、簡便的にEDINETタクソノミに設定されている勘定科目を確認することが可能であり、各提出会社において、使用する勘定科目の選定等の際に有用です。今回添付しております関連資料と併せて各々の用途に合った方法でEDINETタクソノミ及び勘定科目をご利用下さい。

なお、御意見等ございましたら、別添のEXCELファイル様式にてこちらまでお寄せ下さい。

また、いただいた御意見につきましては、個別には回答いたしませんので、あらかじめ御承知置き下さい。

6. 公開資料

(関連資料)

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
総務企画局企業開示課
(内線3666、2763)

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