金融審議会金融分科会第一部会(第4回)議事要旨

1. 日時:平成14年9月17日(火)13時00分~15時00分

2. 場所:中央合同庁舎4号館9階 金融庁特別会議室

3. 議題:

  • 証券市場改革の今後の進め方について
  • ワーキング・グループの設置・再開について

4. 議事内容

  • 部会長より、第3回第一部会以降の委員の異動についての報告が行われた。

  • 村田金融担当副大臣より挨拶があった。

  • 事務局より、「証券市場改革の進捗状況について」および「米企業会計改革法の概要、ディスクロージャー制度についての検討課題」について説明があり、続いて自由討議が行われた。

  • 部会に「市場仲介者のあり方に関するワーキング・グループ」及び「取引所のあり方に関するワーキング・グループ」を設置すること、既設の「ディスクロージャー・ワーキング・グループ」を再開することが了承された。

    また、新設ワーキング・グループの人選、座長の選任等は部会長に一任された。

(自由討議での主な発言は以下のとおり)

  • 「証券市場の改革促進プログラム」に掲げられている3つの柱については、プライオリティ付けが必要ではないか。

  • 3つの柱のうち、「投資家の信頼が得られる市場の確立」が重要性の高い柱ではないかと思われる。

  • 証券会社の過去の破綻などを踏まえると、投資家の期待に応える業務運営が行われるよう、証券会社に対する規律のあり方を総合的に考えるべき。

  • 金融サービス法的な視点から前進を図っていくことも必要ではないか。

  • 監視体制の強化の必要性について、腰を据えて議論を行うことを考えてもよいのではないか。

  • アメリカの企業会計改革法に関しては、域外適用の問題もあるが、基本的にはアメリカのよい点は取り入れながら、我が国の法制のあり方を検討すべき。

  • 投資家に魅力ある商品を提供していくということも、プライオリティに欠けるということはない。証券市場の厚みを増していくためには、どこにプライオリティを置くということではなく、総合的にアプローチしていくことも必要。

問い合わせ先

金融庁 総務企画局 市場課
電話 03(3506)6000 (内線 3614)
本議事要旨は暫定版であるため、今後修正があり得ます。

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