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第142回・第143回自動車損害賠償責任保険審議会の開催結果について
1. 令和3年1月13日午前10時00分から第142回自動車損害賠償責任保険審議会、本日16時00分から
第143回自動車損害賠償責任保険審議会、それぞれが開催されました。
第143回自動車損害賠償責任保険審議会、それぞれが開催されました。
2. 第142回自動車損害賠償責任保険審議会においては、令和2年度料率検証結果の報告が行われました。
報告された損害率(※1)は次のとおりです。
報告された損害率(※1)は次のとおりです。
(単位:%)
契約年度 | 令和2年度 | 令和3年度 |
前回(令和2年4月)
改定時予定損害率
|
118.3 | |
令和2年度検証結果 による損害率 |
110.3 | 110.2 |
審議の結果、今後の料率のあり方については、次の3点を踏まえて、令和3年度より、自賠責保険の収入と
支出が見合う料率水準とすることが適当であるとの方向性が示されました。
・ 保険収支の状況を見た場合、交通事故の減少等により、損害率については110%程度と、前回の基準料率
改定時の想定以上の黒字となっていること
・ 保険契約者への還元に活用される滞留資金の残高は、増加傾向にあること
・ 新型コロナの影響により、今年度上半期において事故が減少し、その分滞留資金が増加したこと
3. 第143回自動車損害賠償責任保険審議会においては、前回審議会で示された方向性に沿って、損害保険料率
算出機構から届出のあった新たな基準料率に関して諮問が行われました。
審議の結果、新たな基準料率を本年4月1日より適用することなどについて了承されました。
4. 新たな基準料率は、全車種等の平均で6.7%の引下げ(現行基準料率比)となります。
例えば、自家用乗用自動車2年契約の保険料(※2)は、20,010円となります。(現行基準料率の同契約
の保険料は21,550円で、現行基準料率比で7.1%の引下げとなります)
(※2)離島以外の地域(沖縄県を除く)
(参考)諮問に対しての答申、議事要旨、及び議事録については後日公表します。
支出が見合う料率水準とすることが適当であるとの方向性が示されました。
・ 保険収支の状況を見た場合、交通事故の減少等により、損害率については110%程度と、前回の基準料率
改定時の想定以上の黒字となっていること
・ 保険契約者への還元に活用される滞留資金の残高は、増加傾向にあること
・ 新型コロナの影響により、今年度上半期において事故が減少し、その分滞留資金が増加したこと
3. 第143回自動車損害賠償責任保険審議会においては、前回審議会で示された方向性に沿って、損害保険料率
算出機構から届出のあった新たな基準料率に関して諮問が行われました。
審議の結果、新たな基準料率を本年4月1日より適用することなどについて了承されました。
4. 新たな基準料率は、全車種等の平均で6.7%の引下げ(現行基準料率比)となります。
例えば、自家用乗用自動車2年契約の保険料(※2)は、20,010円となります。(現行基準料率の同契約
の保険料は21,550円で、現行基準料率比で7.1%の引下げとなります)
(※2)離島以外の地域(沖縄県を除く)
(参考)諮問に対しての答申、議事要旨、及び議事録については後日公表します。
- お問い合わせ先
-
金融庁監督局保険課
Tel 03-3506-6000(代表)(内線3375、3342)