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平成23年2月10日
金融庁

平成22年9月期における金融再生法開示債権の状況等(ポイント)

1.金融再生法開示債権の状況

平成22年9月期の全国銀行の金融再生法開示債権残高は11.6兆円であり、平成22年3月期の11.7兆円に比べ0.2兆円の減少となっています。

(参考)平成22年9月期における金融再生法開示債権の増減要因(単位:兆円)

金融再生法開示債権 ▲0.2
うち 要管理債権 +0.1
[増加要因] 債務者の業況悪化等に伴う新規発生 +0.6
危険債権以下からの上方遷移
(債務者の業況改善+0.0 再建計画の策定等+0.0)
+0.0
[減少要因] 正常債権化
(債務者の業況改善▲0.2 再建計画の策定等▲0.1)
▲0.4
危険債権以下への下方遷移 ▲0.2
返済等(*) +0.0
うち 危険債権以下 ▲0.3
[増加要因] 債務者の業況悪化等に伴う新規発生 +1.5
要管理債権からの下方遷移 +0.2
[減少要因] オフバランス化等(*)
(債権流動化等▲1.6、正常債権化及び要管理債権への上方遷移▲0.4)
▲2.0

*「返済等」「オフバランス化等」には、返済のほか統計上生じる誤差脱漏が含まれます。

(注)銀行に対するアンケート調査により把握したものです。

2.個別貸倒引当金の状況

平成22年9月期の全国銀行の個別貸倒引当金残高は2.5兆円であり、平成22年3月期の2.7兆円と比べ0.1兆円の減少となっています。

3.不良債権処分損の状況

平成22年9月期の全国銀行の不良債権処分損(不良債権の処理に伴う損失)は0.3兆円であり、平成21年9月期の1.0兆円と比べ0.6兆円の減少となっています。

(注)計数は全て、百億円単位を四捨五入して記載しています。

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
監督局総務課(内線3706、2688、3312)


(表1) 金融再生法開示債権等の推移
(Excel:50KB)(PDF:84KB)
(表2) 全国銀行の金融再生法開示債権の増減要因
(Excel:26KB)(PDF:73KB)
(表3) 金融再生法開示債権の保全状況の推移
(Excel:36KB)(PDF:68KB)
(表4) 担保不動産の評価額(処分可能見込額)と売却実績額の推移
(Excel:22KB)(PDF:60KB)
(表5) 不良債権処分損等の推移(全国銀行)
(Excel:64KB)(PDF:80KB)
(表6) リスク管理債権額等の推移
(Excel:66KB)(PDF:120KB)
(表7) 自己査定による債務者区分の推移
(Excel:27KB)(PDF:71KB)

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