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中川財務大臣兼金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成21年2月3日(火)8時48分~8時51分 場所:国会内)

【冒頭発言】

閣議前に公務員制度の会議がございまして、その後閣議がございましたけれども、私から第2次補正予算に関連しての財源法案がまだ審議中ということなので、今すぐできるもの、つまり公債を発行した学校耐震化とか、あるいはまた特別会計を利用した雇用対策基金でありますとか、あるいは定額給付金支給のための準備の事務的経費については対応出来ますけれども、それ以外のものについては財源特例法が成立しないと出来ないということなので、これについての執行は予算措置がされていないので、当面は今見守っている状況ですということをご報告申し上げました。

【質疑応答】

問)

まず、自民党内の一部で政府紙幣の発行により経済対策が出来るという案が浮上しています。これについて昨日、財務省の杉本次官が慎重な姿勢を会見で明らかにしましたが、大臣のご所見をお願いできますか。

答)

まあ、こういう時期だから色々ご意見が出るのは当然だと思っております。ただ、その政府紙幣という考え方は、現在私の頭の中にはございません。

問)

もう1点も経済対策なんですが、政府短期証券の発行により定額給付金の支給を関連法案が通る前に出来るという案について、先週大臣も速やかに検討したいと国会でおっしゃったと思いますが、それ以降について教えてください。

答)

検討した結果が今申し上げたことです。

問)

福井県の福邦銀行が公的資金の注入の検討を始めたと発表しまして、金融機能強化法だと3例目になると思うんですが、大臣のご所見をお伺いします。

答)

検討を開始したということが3例目だというふうに私は理解をしております。検討自体非常に我々としてはこの法の目的からいって歓迎したいというふうに思っております。

(以上)

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