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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成25年4月16日(火)8時50分~8時53分)

【冒頭発言】

先ほどの閣議において、地方自治法施行60周年記念貨幣のうち、今年度後半に岡山、静岡、山梨、鹿児島の貨幣のデザインを定める政令を決定しております。この記念貨幣は、地域活性化の観点から、平成20年度より、それぞれの都道府県が創意工夫したデザインで発行されているものです。

もう1点、「金融商品取引法等の一部を改正する法律案」を今日閣議決定しております。この法案は、先般の金融危機に関わる諸問題への対応として、市場型金融危機への対応、金融資本市場・金融業の信頼性の回復・機能強化を図るために、公募増資インサイダー取引事案等を踏まえた対応、AIJ事案を踏まえた、資産運用規制の見直し、そして金融機関の秩序ある処理の枠組みの整備などに関する制度整備を行うものです。今後、国会において、本法案の早期の審議・成立をお願いしたいと考えております。

【質疑応答】

問)

円安が1ドル100円手前まで進んでおりまして、こういう中で12日にアメリカの為替報告で、日本の金融政策について通貨切り下げ目的でその内容を注視するというような指摘もされています。18日からはG20がありまして、日本の金融政策と円安がまた1つの焦点となる可能性もありますが、このことについて御所見をお願いいたします。

答)

為替について発言をすることはありませんから。

問)

G20に向かってはどういうことを。

答)

G20において討議される内容は過日モスクワで行われたG20と同じで、基本的には日本の一連の政策、日銀の金融を含めて日本の政策というものは、長きにわたるデフレ不況からの脱却、これを目的としたものであって、それに伴って発生しているいろいろな話については、目的とは違うという点を重ねて主張していくということだと思います。

(以上)

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