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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成29年5月23日(火)9時52分~9時55分)

【質疑応答】

問)

イタリアで今週G7サミットが開かれます。貿易問題に関してはサミットで扱うと承知していますけれども、首脳間でどのような議論を期待されるかというのが1点と、もう1点、先進国として保護主義への対抗を訴え続けることの重要性をいかがお考えか教えてください。

答)

25、26日にイタリアで開かれることになっているのですが、G7財務大臣・中央銀行総裁会議をイタリアのバーリで先々週にやりましたけれども、持続的な経済成長とか包摂的な経済成長というものが、今、世界経済の中において直面しているいろいろな政策の大きな問題の1つなのですが、その議論が主に行われるのだと承知をしています。バーリには、私も出ましたけれども、結構いろいろ、新しいアメリカの財務長官等含めて有意義な議論を行うことができたのだと思っています。フランスは新しいマクロン大統領が来るのかどうか知りませんけれども、首脳間でのいろいろな話、また、開かれたルールに基づく、自由貿易というものを引き続き我々としては、日本という国が力強いメッセージを出していくということが重要なのだと思っています。自由貿易というものが戦後の経済に与えた影響というのは極めて大きいものだと思っていますので、このことに関してはみんな合意しておられるところだと思いますから、この確認をきちんとしていただけるというのは大事なところだと思います。

問)

商工中金の件でお尋ねします。国の制度を悪用した不正融資をめぐって金融庁が検査に入るという報道がなされていますけれども、この事実関係と改めてこの問題について大臣の御見解を伺いたいと思います。

答)

現在の段階で資料分析というのを行っている段階なので、準備ができ次第、速やかに立入検査を行うということに決めておりますから、今の段階でそれ以上は言えません。

(以上)

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