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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(令和2年11月24日(火)8時49分~8時55分)

【質疑応答】

問)

GoToトラベルについてお聞きします。新型コロナウイルスの感染が特に広がっている地域への旅行について、総理は新規の予約を停止するなどの運用を変更すると表明されました。これを受けて札幌市と大阪市をその対象にしてほしいという声が地元の知事から上がっています。こうした状況もあって地方からはGoToトラベルの事業期間の延長を求める声が改めて上がっていますけれども、第3次補正予算案の編成に向けて大臣の考えをお聞かせください。

答)

GoToトラベル運用については、先週土曜日に総理の方から感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約を一時停止するなどの措置を導入するという旨の発言があったんだということは承知をしていますが、具体的な内容については財務省の所管ではありませんので、国交省に聞かれる方がいいと思います。

問)

事業期間の延長についてはいかがでしょうか。

答)

GoToトラベルの延長については、予算の執行状況等を踏まえつつ、今後どのようにやっていくかというのは目下検討中というところです。北海道は札幌以外でどこか起きているの、これ。

問)

各地方でクラスターは起きていますけれども、感染の拡大が特に広がっているのは札幌市だけです。

答)

では、札幌だけはやめられたらどうですかというふうにしたら。何でもかんでも北海道って1つじゃないから。

問)

バイデン次期大統領が次期財務長官にFRB前議長のイエレン氏を指名する計画が報じられました。これについて大臣の受止めと期待や懸念などありましたらコメントをお願いします。

答)

旦那が確かノーベル経済学者でしたね。FRBの議長をしておられるときにも、オバマ大統領のときでしたかね、結構長くしておられましたね。極めて常識的な人だと思います。発言もしっかりしていますよ、この方は。日銀の黒田さんなんかの方が近かったと思いますけれども、私は国際会議で結構会いましたが、極めて能力が高いと思います。

問)

金融担当大臣としてお伺いしますけれども、27日に独占禁止法の特例法が施行される予定で、地方銀行などが対象になっておりますけれども、改めてこの法律の意図、あるいは期待する効果について大臣のお考えを聞かせください。

答)

地域銀行というのは毎回言いますけれども、どうするかというのは、地域銀行というのは地域の企業がきちんと経営をしていったり、企業等に限りませんけれども、そういったものに、地域に貢献していただくことが必要なんだと思います。人口減少が起きたり、地域によってかなり差がありますので、世の中一括じゃないから。だからそういった話というのは1つ1つの県によって違いますし、県の中でも場所によって違いますからね。だからそういった意味では合併の話も1つの選択肢としてはあると思いますけれども、それだけが全てじゃありませんので、地域銀行の改革が地域に資するように頑張ってもらいたいとは思いますけれども、それに特例法がうまく当たればそれなりに効果はあるんだと思います。

問)

先程のGoToトラベルの質問の関連なんですけれども、今後の感染防止と経済・社会活動の両立ということで政府はこれまで進めてきましたけれども、軸足の取り方は今後どうあるべきだというふうに大臣はお考えなのか、また総理が見直しを表明したのは3連休の初日であって、対応が後手ではないかという批判も出ていますが、この2点についてご所見を教えてください。

答)

どのようなことが適切かというのは、経済の成長を止めるわけにもいきませんし、そういった意味では感染拡大の防止とか、どうやってやるかというのは今後その都度都度に対応していくということだと思います。

(以上)

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