平成22年12月17日
金融庁
バーゼル銀行監督委員会によるバーゼル III テキスト及び定量的影響度調査の結果の公表について
バーゼル銀行監督委員会(以下「バーゼル委」といいます。)は、12月16日、以下の銀行の自己資本と流動性に係る国際的な基準の詳細を示すバーゼル III テキスト及び包括的な定量的影響度調査の結果を公表しました。
1.「バーゼル III :より強靭な銀行および銀行システムのための世界的な規制の枠組み」(原題:Basel III :A global regulatory framework for more resilient banks and banking systems)
2.「バーゼル III :流動性リスク計測、基準、モニタリングのための国際的枠組み」(原題:Basel III :International framework for liquidity risk measurement, standards and monitoring)
3.「包括的な定量的影響度調査の結果」(原題:Results of the comprehensive quantitative impact study)
バーゼル委はまた、バーゼル III テキストに示されている要件を補完するものとして、「カウンターシクリカルな(景気連動抑制的な)自己資本バッファーを運用する各国当局のためのガイダンス」(原題:Guidance for national authorities operating the countercyclical capital buffer)もあわせて公表しました。
これらの文書で示された内容は、規制、監督及び国際的な銀行のリスク管理に関して、先般の危機から得られた教訓に対処するための包括的なバーゼル委の対応の一部です。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
- プレス・リリース(原文)(仮訳(PDF:123KB))
- 「バーゼル III :より強靭な銀行および銀行システムのための世界的な規制の枠組み」(原文)
- 「バーゼル III :流動性リスク計測、基準、モニタリングのための国際的枠組み」(原文)
- 「包括的な定量的影響度調査の結果」(原文)
- 「カウンターシクリカルな(景気連動抑制的な)自己資本バッファーを運用する各国当局のためのガイダンス」(原文)
― 本件等に関する金融庁・日本銀行作成説明資料(注)(PDF:299KB)
(注)1月24日に追加掲載しました。
以上
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