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バーゼル銀行監督委員会
「顧客確認に係る連結ベースのリスク管理」の公表について
バーゼル
2004年10月
バーゼル銀行監督委員会は10月6日、「顧客確認に係る連結ベースでのリスク管理」(原題:Consolidated KYC risk management”)
を公表しました。
本ペーパーは、同委員会が2001年10月に公表した「銀行の顧客確認に関するガイダンス(原題:”Customer due diligence for banks” )を補足するものであり、2003年8月の市中協議を経て公表されたものです。
本ペーパーは、銀行グループ全体における顧客管理基準が整備されることにより、金融機関が資金洗浄の一翼を担うリスクを軽減すべきとの概念の下、銀行グループが国外拠点を含む連結ベースでの顧客確認基準を整備する必要性及びそのために必要な事項について述べています。具体的には、支店及び子会社を含む健全な顧客確認プログラムを整備する必要性や、当該プログラムにおいて、顧客の受入れや特定に関する方針、高いリスクを要する顧客の継続的な監視及びリスク管理が含まれる必要性についてまとめられています。また、法的な制約により銀行グループ本体及び海外支店、子会社間の顧客情報の交換が困難である場合においても、こうした障壁が軽減される必要性などについても述べられております。
* なお、原文につきましては、国際決済銀行(BIS)のホームページ(http://www.bis.org/)からも入手可能です。
<本件に関する照会先>
総務企画局国際課 渉外1係
電話番号:03-3506-6000(代)
(内線 3162)