監査監督上の協力に関するオランダ金融市場庁（AFM）との書簡交換について

１．平成26年6月11日、金融庁と公認会計士・監査審査会は、オランダ金融市場庁（AFM：the Netherlands Authority for the Financial Markets）と監査監督上の協力に関する書簡（PDF：5,773KB）の交換を行いました。

２．オランダ金融市場庁との間では、平成25年3月26日にも情報交換に関する書簡を交換しているところですが、今回はこれに代えて、両当局の間で監査監督上の情報交換を行うことに加え、外国監査法人等に対する監査監督（報告徴収及び検査等）について相互に依拠することを確認する内容の書簡を改めて交換するものです。

• （参考１）金融庁及び公認会計士・監査審査会は、「外国監査法人等に対する検査監督の考え方」（平成21年9月14日）に基づき、一定の要件（(1)外国監査法人等の所属する国の監査制度や監査人監督体制が我が国と同等であること、(2)情報交換等に係る取極め等により、必要な情報が得られること、(3)相互主義が担保されること）が満たされる場合には、原則として、当該外国監査法人等の所属する国の当局が行う報告徴収又は検査に依拠することとしています。（「監査監督の相互依拠を行う外国当局について」）

• （参考２）金融庁及び公認会計士・監査審査会は、オランダの監査制度及び監査監督体制について、我が国と同等であるとの評価を公表しています（「オランダ及びルクセンブルクの監査制度及び監査監督体制に関する同等性評価について」（平成25年7月11日））。