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平成16年1月27日
金融庁

英国金融サービス機構(FSA)の上場規則見直し提案へのパブリック・コメント・レターの発出について

  • 1.  金融庁は、1月27日、英国の金融サービス機構(FSA)が2003年10月に公表した上場規則の見直し提案に対して、パブリック・コメント・レターを発出しました。

  • 2.  現行の英国の上場規則の下では、英国に上場している日本企業等が我が国会計基準に従って作成した財務諸表が受け容れられています。

    ところが、今回の英国FSAの上場規則見直し提案では、英国以外で主に上場しているEU域外の海外会社に対して、国際会計基準(IAS)または米国会計基準(US GAAP)の使用を義務づけるべきかどうかについて、パブリック・コメントが求められています。

  • 3.  英国の資本市場(シティー)では、日本企業などによる活発な財務活動が行われています。世界の主要市場の1つである英国資本市場が引き続き開放的かつグローバルな性格を維持することが重要です。加えて、会計ビッグバンなどを通じて、我が国の会計基準は国際的整合性のあるものとなっています。

  • 4.  金融庁としては、このような観点から、今回、英国FSAの上場規則見直し提案に対し、英国資本市場において我が国会計基準を引き続き受け容れることを要請するパブリック・コメント・レターを発出することにしたものです。

連絡・問い合わせ先

金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)
総務企画局国際課松尾(内線3189)
総務企画局市場課 企業開示参事官室井上(内線3651)

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