令和2年6月30日
金融庁
 

  「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」支援決定案件について

  金融庁では、金融機関の基幹系システムに関する先進的な取組みに対して、法令解釈等の機能に加えて、ITガバナンスやITに関するリスク管理等システムモニタリングの観点から支援するため、「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」を設置しました(「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」の設置について)。
  今般、本スキームにおける2件目の支援案件を決定しましたので、お知らせいたします。
なお、支援終了後には、支援を通じて整理されたモニタリング上のITガバナンスやリスク管理等に関する論点等を含む支援結果・結論について、金融庁ウェブサイトにおいて公表させていただきます。
  今後も、本スキームにおいて支援を決定した際には、随時公表させていただきます。

申込者名

 第一生命保険株式会社

概要

(案件内容)
 既存の契約管理機能を中心とした基幹系システムについて、コアとなる顧客・契約データの管理・保存等をオン・プレミス環境に残しつつ、外部連携・データ分析等に関する機能をクラウド基盤に構築することで、新たなサービス実現と運用の効率化の両立を図る。

(想定期間)
 令和2年6月から令和4年3月まで

 ※ 参考
 申込者によるニュースリリースリンク先
 https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_030.pdf新しいウィンドウで開きます(第一生命保険株式会社) 

 

* 本件は、申請に対して、以下のチェック項目に照らして検討した結果、金融庁として本スキームを通じた支援を行うことを決定したものです。

マル1 基幹系システムの開発・更改により、業界全体のデジタライゼーション進展や生産性向上、我が国における利用者利便の生産性向上が見込まれること(社会的意義)

マル2 実現しようとする基幹系システムの開発・更改に先進性が認められること(先進性)

マル3 基幹系システムの開発・更改において、利用者保護上の適切な対応が確保されていること(利用者保護)

マル4 基幹系システムの開発・更改に必要な資金・人員等のリソースが確保されていること(遂行可能性)

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)

総合政策局 リスク分析総括課(内線2215、2506)

 

サイトマップ

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