令和2年3月26日
金融庁
 

基幹系システム・フロントランナー・
サポートハブの設置について

  金融機関においては、取り巻く厳しい経営環境の下でも持続可能な経営を進めるため、収益強化に併せて、さまざまなコスト削減に向けた取組みを行っております。

  この中で、これまで金融機関を支えてきた堅牢な基幹系システムは、極めて複雑化してしまった結果、開発・運用に過大なコストを要し、機動的な対応を阻害するなど、多くの金融機関において課題となっております。

  今後、金融機関がコストを抑えつつ、デジタライゼーションの恩恵を享受した新たな顧客サービスの提供等を行うためには、業務・サービスに不可欠なインフラとなっている基幹系システムを、迅速な更改や外部サービスとの機動的な接続等を実現可能とするものに進化させていく必要があります。

  こうした中、一部の金融機関では、新たに基幹系システムに関する前向きな取組みが始まっており、こうした動きを当局としても支援するため、「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」を設置しました。

  同ハブでは、法令解釈等の機能に加えて、ITガバナンスやITに関するリスク管理等システムモニタリングの観点から、早い段階より議論させていただくことで、後押ししてまいります。
  また、こうした新たな基幹系システムの開発等を検討する金融機関の支援内容を公表することで、他の金融機関による新たな創意工夫を呼び起こすことも期待されます。

  基幹系システム・フロントランナー・サポートハブは、既に設けられたFinTech実証実験ハブの窓口にて受付をし、支援させていただく案件については、金融庁のシステムモニタリング担当や外部有識者からなるチームを組成します。
 
 多くの金融機関の新たな創意工夫をお待ちしております。
 

申込方法及び申込後の流れ

○ 受け付けた申込みについては、当局として後押しし、他の金融機関の創意工夫の呼び起こしに繋がるかの観点から、以下のチェック項目に照らし、検討させて頂きます。申込みに際しては、以下のチェック項目に関する説明書類を、FinTech実証実験ハブ専用メールアドレス(pochub@fsa.go.jp)までお送りください。

 【チェック項目】

マル1 基幹系システムの開発・更改により、業界全体のデジタライゼーション進展や生産性向上、我が国における利用者利便の生産性向上が見込まれること(社会的意義)

マル2 実現しようとする基幹系システムの開発・更新に先進性が認められること(先進性)
マル3 基幹系システムの開発・更改において、利用者保護上の適切な対応が確保されること(利用者保護)
マル4 基幹系システムの開発・更改に必要な資金・人員等のリソースが確保されていること(遂行可能性)
 
 なお、上記のチェック項目を満たす場合であっても、同時期に多くの申込みがあった場合には、案件や申込者の性質等(便益を得られると見込まれる者の規模、日本の金融システムや金融に関するサービスの水準の向上への貢献度等)を総合的に勘案し、特定の案件を優先させていただく場合がございます。
 
○ 本スキームにおける支援が可能かどうかについては、FinTech実証実験ハブ担当よりご連絡します。
 
ご不明な点やご懸念等がございましたら、総合政策局総合政策課FinTech実証実験ハブ担当までご相談ください。
受付時間: 平日 9時30分~18時15分
メール :pochub@fsa.go.jp
電話番号: 03‐3581-9510

留意事項

○ 受け付けた申込みについては、必要に応じて、対面でお話を伺います。

○ 基幹系システム・フロントランナー・サポートハブで支援を行う案件に関しては、個社名や事案概要(機微な情報を除く)について、ご相談のうえ、金融庁ウェブサイトにおいて公表させていただきます。

〇 支援案件終了後には、公表時期や機微な情報等に配慮したうえ、支援を通じて整理されたモニタリング上のITガバナンスやリスク管理等に関する論点等を含む支援結果・結論について、結果報告書を作成頂いたうえ、金融庁ウェブサイトにおいて公表させていただきます。

 

〇 支援決定案件について

【令和2年4月30日 支援決定案件】
 ・「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」初の支援決定案件について

【令和2年6月30日 支援決定案件】
 ・「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」支援決定案件について
 

 

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