令和4年5月31日
金融庁
 

  「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」
支援終了案件について

   金融庁では、金融機関の基幹系システムに関する先進的な取組みに対して、法令解釈等の機能に加えて、ITガバナンスやITに関するリスク管理等システムモニタリングの観点から支援するため、「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」を設置しました。
 今般、「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」における2件目の支援案件の支援が終了し、支援を通じて整理されたモニタリング上のITガバナンスやリスク管理等に関する論点等を含む最終報告書を公表することとなりましたので、お知らせいたします。
 ※なお、令和3年11月に、「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ」は、機能を拡充して「金融機関システム・フロントランナー・サポートデスク」へと刷新しています(「金融機関システム・フロントランナー・サポートデスクの設置について」)。

申込者名

 第一生命保険株式会社

概要

(案件内容)
 既存の契約管理機能を中心とした基幹系システムについて、コアとなる顧客・契約データの管理・保存等をオン・プレミス環境に残しつつ、外部連携・データ分析等に関する機能をクラウド基盤に構築することで、新たなサービス実現と運用の効率化の両立を図る。

(期間)
 令和2年6月から令和4年3月まで

(最終報告書概要)
 ホームクラウド構築にあたり、「構想・計画」「設計・開発」「運用・定着化」の各工程における課題を解消し、新システムを構築・稼働した。今回のホームクラウド構築により、「システム開発期間の短縮化」「商品開発コストの抑制」などの効果が見込めることを想定している。
 新中期経営計画期間及びそれ以降も、ホームクラウドを活用しながら、これまで実現できなかった新しいサービスの実現を目指す。

(最終報告書全体)
 PDF最終報告書

※参考
  申込者によるニュースリリースリンク先
    https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2022_013.pdf新しいウィンドウで開きます
   第一生命保険株式会社

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)

総合政策局 リスク分析総括課(内線2215、2506)

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