ブロックチェーンに関する新しい国際ネットワーク
(Blockchain Governance Initiative Network: BGIN)の設立について
3月10日火曜日、金融庁および日本経済新聞社は、Blockchain Global Governance Conference [BG2C]の特別オンラインパネル討論を開催しました。
本パネル討論は、BG2C公式サイトよりご視聴頂けます。
本オンラインパネルにおいて、米ジョージタウン大の松尾真一郎研究教授より、ブロックチェーンに関する新しい国際的なネットワークである「Blockchain Governance Initiative Network(BGIN)」[1]の設立が発表されました。
「BGIN」は、ブロックチェーンコミュニティの持続的な発展のため、すべてのステークホルダーの共通理解の醸成や直面する課題解決に向けた協力を行うためのオープンかつ中立的な場を提供することを目的とし、当面の活動目標として、以下の3点を掲げています。
- オープンかつグローバルで中立的なマルチステークホルダー間の対話形成
- 各ステークホルダーの多様な視点を踏まえた共通な言語と理解の醸成
- オープンソース型のアプローチに基づいた信頼できる文書とコードの不断の策定を通じた学術的基盤の構築
本BGINの活動は、昨年のG20首脳宣言(議長国:日本)[仮訳はこちら]の内容とも整合的な取組みであります。これまで、当庁は、「ブロックチェーン国際共同研究プロジェクト」や「ブロックチェーンラウンドテーブル」を通じて、様々なブロックチェーン・ステークホルダーとの対話や協働を行ってきた経験を活かし、本BGINにおいても、ステークホルダーの一員として活動に貢献してまいります。
詳細につきましては、以下のBGINによるプレスリリース(英語)をご参照ください。
Announcement: A New Beginning... Establishment of a global network for blockchain stakeholders
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