平成19年6月27日
金融庁

現在2008-02-01版を公開しておりますのでこちらをご確認ください。

EDINETタクソノミ(草案)の公開について

1. EDINETタクソノミの公開について

今般金融庁では、平成20年4月(予定)に稼動開始する新EDINETシステムの導入を控え、新システムにおいて使用することとなるEDINETタクソノミの草案を公開します。EDINETタクソノミについては、関係者が提出会社や投資家、アナリスト等の情報利用者など多岐に亘ることなどから、その内容及び作成方針等の周知を図るとともに、広く意見を求めることが必要であると考え、草案として公開することといたしました。

2. EDINETタクソノミの開発趣旨

平成20年4月に稼動予定の新EDINETにおいては、平成18年3月に策定された最適化計画に基づきXBRLを導入することが決定されています。これにより開示情報の高度な再利用が可能となるとともに開示情報の標準化が進むなどの効果が期待されております。

XBRLの利用にあたっては、タクソノミ(電子的雛形)を用いて財務諸表が作成されることが必要であるため、現在これを金融庁において開発し、開示書類提出会社等の利用者にEDINETタクソノミとして提供することとしております。

※ XBRL…  財務情報を効率的に作成・流通・利用できるよう、国際的に標準化されたコンピュータ言語です。XBRLでは財務報告の電子的雛型である「タクソノミ」を基に、財務報告内容そのものを表す「インスタンス」を作成します。

3. EDINETタクソノミの概要

EDINETタクソノミは、全提出会社が共通的に利用できるタクソノミとする必要があるため、会計に係る法令・規則等から勘定科目を網羅的に洗い出すとともに、過去数年に渡る開示実績より抽出・選定することによって、標準的な勘定科目を設定しています。EDINETタクソノミに設定された標準的な勘定科目は、表示順、加減算関係や根拠法令等を属性情報として保有しています。

4. EDINETタクソノミの使用方法

新EDINETにおいて各提出会社は、EDINETタクソノミを使い、設定された勘定科目及びタクソノミが保有する属性情報に基づいて財務諸表を作成することとなります。

なお、EDINETタクソノミに適切な勘定科目が無い場合には、各提出会社において勘定科目を追加できることとします。

5. EDINETタクソノミの見方

EDINETタクソノミの構造は複雑で且つ情報量が非常に多いことから、公開されたタクソノミ全ての情報を効率的に見るためには、XBRLツールが必要となります。

今般の公開においては、大勢の方にその存在、内容、使用目的等を認知して頂くため、XBRLツールを所有していない方等の便宜も考慮し、「EDINETタクソノミ本体」と合わせて、EDINETタクソノミの持つ膨大な情報量のうち最も重要な部分である勘定科目の設定情報を取り出した「勘定科目リスト」も公開いたします。関連資料と併せて各々の用途に合った方法にて参照頂きたいと考えております。

なお、御意見等ございましたら、別添のファイル様式にてこちらまでお寄せ下さい。

また、いただいた御意見につきましては、個別には回答いたしませんので、あらかじめ御承知置き下さい。

6. 公開資料

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
総務企画局企業開示課
(内線3666、2763)


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