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平成30年6月29日
金融庁
「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」(案)へのパブリックコメントの結果等について
金融庁では、「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」(案)について、平成29年12月15日(金)から平成30年2月14日(水)にかけて公表し、意見募集を行いました。
その結果、52の個人及び団体より282件の御意見をいただきました。本件について御検討いただいた皆様には、御協力いただきありがとうございました。
お寄せいただいたコメントの概要及びそれに対する金融庁の考え方は、別紙1および
別紙2を御覧ください。本件とは直接関係しないコメントもお寄せいただきましたが、これらにつきましては、今後の金融行政の参考とさせていただきます。
また、金融庁では、意見募集期間中に、全預金取扱金融機関(銀行・信金・信組・労金)・監査法人・財務局職員を対象に、全国で対話会(延べ60回)を開催し、既に行われている創意工夫を御紹介いただくと共に、実情やお悩み、懸念など様々な御意見をお聞かせいただきました。対話会の場でいただいた主な御意見を取りまとめ、3月27日に公表しました(こちらを御覧ください)。
パブリックコメントや対話会でお寄せいただいた御意見を踏まえ、必要な追記・修正を行い「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」を策定しました。
パブリックコメントや対話会でお寄せいただいた主な御意見と金融庁としての今後の取組みについては別紙3を、追記・修正の内容については
別紙1をそれぞれ御覧ください。
また、金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)(案)に関する海外当局との意見交換については別紙4を御覧ください。
引き続き、金融庁・財務(支)局が一体となって、金融機関との建設的で双方向の対話を続けながら、金融行政の質を継続的に高めていきます。
パブリックコメントや対話会でお寄せいただいた主な御意見
- 3手法(最低基準検証、動的な監督、見える化と探究型対話)を用いる際の当局の目的意識を明確にしてほしい。状況に応じて、適切な手法を用いて欲しい。
- 当局の考えの押し付けや思い込みによる行政とならないようにしてほしい。
- プリンシプル中心の枠組みにおいても、分野によっては詳細な基準を示す必要があるのではないか。
- モニタリング結果を可能な範囲で還元・公表してほしい。

(別紙1)

(別紙2)

(別紙3)

(別紙4)

お問い合わせ先
金融庁 Tel : 03-3506-6000(代表)
検査局企画審査課(内線2601、2602)
検査・監督に関する意見募集について
皆様から御意見を頂いて、引き続き金融行政の質を継続的に高めていきたいと考えており、検査・監督に関する御意見を歓迎いたします。
御意見の送付先
金融庁検査局企画審査課
郵便 : 〒100-8967
東京都千代田区霞が関3‐2‐1 中央合同庁舎第7号館
メールアドレス : supervisory-approach@fsa.go.jp