令和4年1月17日

金融機関のマネロン等対策を騙ったフィッシングメールに
ご注意ください

 最近、金融機関を装い、マネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融対策(以下、マネロン等対策)の名目で、利用者の口座の暗証番号・インターネットバンキングのログインID・パスワードや、クレジットカード/キャッシングカード番号等を不正に入手しようとするフィッシングメールが確認されています。
 
 現在、金融機関等は、マネロン等対策の一環として、お取引の内容、状況等に応じて、過去に確認した氏名・住所・生年月日・ご職業や、取引の目的等について、窓口や郵送書類等により再度確認をさせていただく場合がありますが、利用者の暗証番号、インターネットバンキング等のログインID・パスワード等を、メールやSMSで問い合わせたりすることも、メールやSMSでウェブサイトに誘導した上で入力を求めるようなこともございません
 
 こうしたフィッシングの被害に遭わないために、
  • 心当たりのないメールやSMSに掲載されたリンク等は開かない。
  • 不審なメールやSMS等を受信した場合には、直接金融機関に問い合わせる。
  • 金融機関のウェブサイトへのアクセスに際しては、事前に正しいウェブサイトのURLをブックマーク登録しておき、ブックマークからアクセスする。
  • 各金融機関のウェブサイトにおいて、インターネットバンキングのパスワード等をメールやSMS等で求めないといった情報を確認する。
  • パソコンのセキュリティ対策ソフトを最新版にする。
といった対策をとるなど、十分にご注意をお願いいたします。 
 
マネロン等対策の詳細について はこちら
インターネットバンキングによる預金の不正送金事案について はこちら
 

1.主な手口

(1) 金融庁が公表している「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」等への対応のためであるとして、金融機関の名前で、暗証番号・インターネットバンキングのログインID・パスワード等を確認する必要があるといった説明と、金融機関の偽サイトのURLが記載されたメールやSMSが送信される。
 
(2) 偽サイトのURLをクリックすると入力フォームが表示され、暗証番号等を入力・送信することで第三者に個人情報が詐取される。

《フィッシングメール・SMSの例》

2 相談窓口

〇金融庁 金融サービス利用者相談室(平日10時00分~17時00分)
 電話:0570ー016811(IP電話からは03-5251-6811)
 FAX:03-3506-6699
 インターネットによる情報の受付 はこちら
 
〇警察
   都道府県警察のフィッシング専用窓口
(上記リンク先「フィッシング110番」のページ下部に記載)
 
 
〇全国銀行協会 相談室(平日9時00分~17時00分)
  電話:0570-017109 または 03-5252-3772
 
〇全国信用金庫協会 全国しんきん相談所(平日9時00分~17時00分)
  電話:03-3517-5825
 
〇全国信用組合中央協会 相談室(しんくみ相談所)(平日9時00分~17時00分)
  電話:03-3567-2456
 
〇生命保険協会 生命保険相談所(生命保険相談室:東京)(平日9時00分~17時00分)
  電話:03-3286-2648
 
〇日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター(平日9時00分~17時00分)
  電話:0570-051-051
 
 
 
(参考)
 

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