金融機関の内部監査高度化に関する懇談会
「報告書(2025)」の公表について

金融機関を取り巻く経済環境等が大きく変化する中、金融機関が適切にビジネスを継続していく上では、規模の大小にかかわらず、内部監査の高度化が重要な課題といえます。

金融庁は、金融機関の内部監査の高度化を促すため、2019年以降、内部監査に関するレポートを3回にわたって公表してきました。

こうした中、金融機関の内部監査の高度化に向けた取組状況等のモニタリングにおいて、金融庁が2019年に示した内部監査の水準感を明確化してほしい等の要請がありました。

また、2024年のモニタリングレポート公表後、内部監査の国際的な機関である内部監査人協会(IIA)において、グローバル内部監査基準(2024年版)の適用が開始されました(2025年1月)。

金融庁では、こうした金融機関からの要請や国際的な動きも踏まえ、世界基準との整合性も視野に入れつつ、広く金融業界や有識者の意見を聴取し、内部監査の水準感等を再整理するため、2025年1月より「金融機関の内部監査高度化に関する懇談会」を開催してきました。本懇談会では、金融業界における内部監査の水準感や経営陣に求められる姿勢等について、計5回にわたって意見交換を行いました。

今般、懇談会での議論等を踏まえ、「報告書(2025)」(別紙)としてとりまとめ、公表いたします。

この報告書では、金融機関の今後の取組指針となるよう、目指す方向性をより分かりやすく丁寧に記載しました。金融機関にとどまらず、広くわが国一般事業会社、さらに海外金融監督当局にも参考となることを期待しています。

(別紙1)
報告書(2025)(PDF:2,824KB)
(別紙2)
報告書(2025)【概要】(PDF:759KB)

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